めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
努力できる才能
“Slow and steady wins the race .”「ゆっくりと着実にやれば、競走に勝つ」という英語の言い回しがあり、日本語の慣用句として「努力に勝る天才なし」と使われている。努力さえあれば、天才も超えることが出来るという意味になり、いくら天才でも努力をしない場合は、努力をしている人にかなわないという風にもとれる。いわゆる「ウサギと亀」か?確かに「Jリーガーになりたい、オリンピックで金メダルを取りたい、アイドルになりたい」という大きな夢であれば、生まれ持った才能も必要だろう。でも人生の中で現実的な目標にしていることは、努力さえあれば大抵のことは成し遂げられるのではないか?と思う。自分には才能がないと何事も諦めがちな人は、一体どのくらい自分が努力をしているのかを冷静に考えてみてほしい。が、それよりも問題なのは「努力する、努力できる才能」なのでは?とすら感じる。正直言ってこれは厄介かも・・・。とはいえ、人間は興味を持ってることや好きなことに対しては、大半の人間は努力しているし「努力できない人間」には今までほとんどお目にかかったことがない。「努力する、出来る」才能のキャパシティは人それぞれだが、ほぼ全員才能は持っていると思うのでその才能をうまく使うよう意識を持つことが大切。
2016/07/25 10:40
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