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小さな国語塾のつぶやき

蘊蓄を傾ける、垂れる

昨日の中学生の授業は3人の予定で、毎回5分前には全員揃うのだが、たまたたま昨日は3人目が始業3分前に到着。最後の1人が到着するまでの間に、別の生徒が「○○は?どうしたの?具合でも悪いのかな?」と心配そう。さらには「先生!呪いをかけたでしょう?」との爆弾発言!むろん、冗談で言っており、それが冗談として皆に通じて場が盛り上がるのは、生徒の人徳のなせるわざか。そうこうしているうちに無事に3人目が到着し、始業までの2、3分の間に思わず「人を呪わば穴二つ」の諺について講釈を垂れることに。たまたま日中に書いたばかりの内容だったので、かなり熱く語ってしまった・・・・。ちなみに「講釈を垂れる」とは「だらだらと言葉や文章の説明をすること。上から目線で、物の道理を説き聞かせること」。よく使われる表現としては「蘊蓄(うんちく)を垂れる」というのがあるが、実はこれは誤用表現。本来は「蘊蓄を傾ける」が正しい表現。「蘊蓄」とは「知識を深く積み貯えてあること。またはその知識」という意味で、「蘊蓄を傾ける」は「自分の学識・技能」を精一杯発揮する」という意味。とはいえ、近年は「蘊蓄をたれる」「蘊蓄をひけらかす」などと「聞きかじりの雑学をひけらかす」という意味で使われることのほうが多いようで、完全に誤用とは言えず言葉の意味が変化しつつある。

2016/07/14 12:05

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