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小さな国語塾のつぶやき

社交辞令

【先週の生徒との会話】(生徒)「先生、オレンジっていう映画(現在DVD)ぜひおすすめ!泣けますよ~~~!主演の山崎賢人って超かっこいいし」(自分)「そうなんだ~、分かった。じゃあ、早速DVDを借りてきて観るね」。【今週】(生徒)「先生、オレンジ観ました?」(自分)「観たよ!すごくよかった!」(しばらく会話が続く)(生徒)「え?先生、本当に観たんですね?!」(自分)「は?」(生徒)「てっきり、本当は観てないけれどユーチューブなどであらすじを仕入れて話を合わせてるのかと思った」(自分)「・・・・(社交辞令だと思われていたのか・・・)」。この一件で生徒から信頼してもらえたかな?と良いように解釈している。基本的に生徒との約束は必ず守る主義である。出来ない、気がのらない時は「考えておくね。ちなみに大人にとって『考えておく』は否定の意味だよ」と常日頃から言っている。さて、正直言って「本音」と「建て前」を見極めるのは難しく、日本人が「また遊びに来てください」と外国人に言ったところ、実際に突然に遊びに来られてびっくりした「まさか本当に来るとは・・・」という話はよくあること。相手からの厚意をすべて疑ってかかり、社交辞令と判断するのはもったいないが、ある程度は疑ってかかることも将来的にはかなり必要か。ある程度、疑うことを心がけておかないと昨日ブログで紹介したように「殺し文句」にコロッと騙されることになるから。

2016/07/07 13:37

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