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小さな国語塾のつぶやき

短冊

もうすぐ7月、7月と言えば七夕・・・(東北や北海道では8月7日が七夕になるそうだが)。七夕と言えば織姫と彦星!織姫にちなんで・・・織姫⇒糸⇒刺繍という流れで、刺繍作家である友人に「七夕」をモチーフとした刺繍タペストリーをオーダーしたところ、先週の金曜日に完成品を持って来てくれた。これがなんとも素晴らしい出来栄えで、早速にふざけて短冊に向かって願い事をしたところ、なんとなんと3時間もしないうちに願い事に一歩近づくような電話がかかってきた。霊験あらたかなり~と嬉しいやらびっくりするやら。思わずその場に居合わせた友人と顔を見合わせてしまった。さて、昔から短冊に願い事を書くという習慣があるが、お願いは一体誰にするのか?結論から言うと織姫にするんだとか。織姫は機織り(はたおり)が得意で、その織姫にあやかり手習いの上達を祈願して短冊に書いたことが始まりと言われている。それが現代では手習いにかぎらず願い事を書くようになったそうだ。実際に願いを叶えるためには本人の努力が不可欠で、短冊に願いを書いただけで叶うわけはない。しかし、書くことによって決意表明を出来て努力するための覚悟が出来ると思う。国語塾に飾っている七夕のタペストリー、霊験あらたか?なのでぜひ興味ある方は願掛けにお越しを。

2016/06/29 01:58

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