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小さな国語塾のつぶやき

一刀両断

「一刀両断(いっとうりょうだん)」【物事を思い切って処理するたとえ。また、物事をためらわずにきっぱり決断するたとえ。一刀のもとに物を真っ二つに断ち切る意から】という四字熟語があるが、この言葉は最近の自分自身を表しているなあとつくづく思う。目の前の事象に対する決断はもちろんのこと、人様との会話においてもまさに「一刀両断」の姿勢。正直言って会話において「一刀両断」の態度をとるということは、一歩間違えると「空気を読まない人」「毒舌」となってしまいそうだが・・・そこはお互いに「信頼関係」があるので大丈夫!(たぶん)。日頃は人と接することが少ないのだが(生徒さん以外)最近は知人と長電話、友人とランチ、保護者との会話などの機会に恵まれている。その際にあまりにもこちらがスパッと物を言うため「そこまではっきり言う?」と言った具合でお互いに大笑いしたりあきれられたり。日本人特有の奥ゆかしさや謙遜は素晴らしいが、それはケースバイケースだと割り切っている今日この頃。多少乱暴な言い方になるが、例えば外科的手術においては手が震えてギザギザに切るのではなくスッとためらわずにきれいに周辺の組織を痛めずに切る事が重要になるという。術後の「瘢痕」すなわち傷跡がきれいになるから。また、切れる包丁で切らないと刺身や野菜が美味しくならないのと似ているかもしれないと勝手に自分の姿勢を正当化している。

2016/06/26 04:21

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