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小さな国語塾のつぶやき

英語と古文

①入試以外では将来おそらく使うことがない②学校できちんと学ぶ時間が圧倒的に少ない③楽しい教材などを手にするチャンスが少ない、この3点が古文嫌いを作るんだろうなあと昨日改めて実感。すべての中学生徒たちが昨日で中間テストを終えたので、張り切って「古文」の授業を!と臨んだのだが・・・。どのクラスも脳内は「アメリカ」ナイズ(苦笑)。常日頃から「高校生になったらアメリカに留学したい~」と言っている中3生は「古文」を見た瞬間に「古文よりも英語・・・・」と意識が飛び、昨日からアメリカから交換留学生がやってきたという中学2年生たちは、とっても真面目に取り組んでいるものの「アメリカって・・・だよね。△△って英語でなんて言うのかな?通じなくても手振り身振りで!将来、行ってみようかな~」と珍しく雑談(といっても、時間にするとせいぜい1,2分)。つまり、将来自分たちが外国に行く可能性がかなりある、英語を使う機会がある!となるモチベーションが上がるのは当然。しかも、学校の授業では毎日のように英語が組まれている。古文に関しては学校で学習することを廃止する意見が専門家の間でも起こっているぐらいで・・・。古文を廃止した方がいいかどうかは見解が分かれるところだが、少なくとも現中学生が高校入試の時には廃止にはなっていないはずなので、取りあえずは勉強する必要あり。興味の度合いでは「英語」に太刀打ちできないが、少なくとも「覚える内容」「単語」は英語よりも極少!楽しさではなく「労力の比較+変わった資料」で生徒の意識を向けさせようと日々努力中。ちなみに、昨日「翼をください」という歌の古文訳がようやく完成!出来立てのほやほや資料をH君に見せたところ、にっこり笑って「今日はいりません~」と拒否されたが(苦笑)欲しい方はご一報を。

2016/06/18 15:33

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