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小さな国語塾のつぶやき

「苦手」と「嫌い」

ある日、某生徒から「先生、嫌いな生徒っている?」という質問。咄嗟に「ウーン、嫌いな生徒はいないけれど苦手な生徒は存在する(した)よ。」と答えた。言葉のニュアンスを瞬時に察知する彼は「成程」とすぐにこちらの意図を理解してくれてホッ。「嫌い」と「苦手」はほとんど同義語だが、自分の中では「嫌い」=「強い拒否」、「苦手」=「好きではないけれど、なんとか我慢?!出来る」と言った定義。例えば「嫌いで食べることが出来ない食べ物はない」けれど「苦手(あまり好きではないけれど、礼儀として出されたら気持ちよく食べることが出来る)な食べ物はある」と言った具合。つまり自分の中では「嫌い」≒「苦手」。だが、人によっては「嫌い」=「苦手」という定義の人もいるだろう。それぞれの言葉の定義をイントネーションなどから読みとらなくてはならないという点において、日本語とは不便であり、なおかつ同時に便利な言語だとつくづく感じる。この日本人の「あいまいさ」が誤解を招くこともあり、特に外国の人からすると「?」的な部分だが、個人的には日本人の「あいまいさ」の良さを持ち続け、逆に相手の「あいまいさ」の意図を読み取れるよう心掛けたいと思っている。

2016/06/17 11:32

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