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小さな国語塾のつぶやき

選択肢「まとめ部分」

四択問題は記号だから「楽勝」かと言えばそうではない。よくまあ、ここまで・・・というぐらいに巧妙に選択肢が作られている。その罠にはまらない方法の一つは、選択肢の文章の後半の「一言部分」「まとめ」部分に印をつけること。前半の説明部分を真剣に読みすぎると罠にはまる!初見の文章ではなく、学校で習っており、既に内容を知っている文章についても真面目に一生懸命解こうとする生徒に限って引っかかっている(泣)。実は前半の部分が合っていても最後の最後で間違いというひっかけ問題が多い。例えば、前半で登場人物の行動などを説明し(ここまでは正解)その行動は怒りの気持ちを表している​という文章があったとする。実は登場人物の行動は不安の気持ちが正解だとしても、前半の文章が合っていると、うっかり錯覚を起こす・・・と言った具合。むろん文章全体を読むことは大切だが、前半の部分を「まとめている」「一言で言い表している」後半部分を重点的に!そしてそれを視覚に訴えるべくして印をつけること。数学では「途中式」「経過」を書くように口酸っぱく先生、指導者から言われる(言われた)経験は誰しもが持っているが、国語では「印」「チェック」「メモ」とはあまり言われたことがない小中生。いざ、新しく問題を解こうとすると・・・慣れないうちは皆、問題用紙が真っ白。問題用紙への的確な書き込みの増加とともに理解力もアップする。

2016/06/12 00:44

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