めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
「ヤバい」と「まずい」
「ヤバい」という言葉は昔は「良くない、都合が悪い」という意味のみで使われていたが、最近は強い肯定のでも使われる。例えば美味しい料理を食べた時に「何これ?ヤバくない~?」と言うと最近では「とても美味しい」という場合でも使われる。言葉だけを聞けば「え?美味しくないの」それとも「美味しいの?」どっち?となるが、その場の雰囲気や表情から判断することになる。さて、美味しくないことをダイレクトに表現する言葉としては「不味い(まずい)」がある。こちらも「美味しくない」以外にも「都合が悪い」という意味がある。つまり「ヤバい」と「まずい」は否定の意味を持つという点では同じだが、「まずい」は肯定の意味と持たない。自分自身は古い人間なので、正直言って「ヤバい」を使いこなすことは苦手で、昨日はとっさに「まずい」という言葉が頭に浮かんできた。最近、ブログを読んでくれている方々が固定されつつあるし、基本的には大人の人が大半…と思い込み、かなりの内輪ネタだったり、結構辛辣なことも書いているのだが・・・。超ナイスガイのT君が「僕、先生のブログ読んだことあります。生徒のことは名前を伏せて結構書いてますよね。」というコメント。思わず内心「ま、まずい。え?なんで?だってTはパソコンもスマホも自分専用は持ってないはずでは?」とかなりの焦りが。親に時々見せてもらうことがあるとか。T君の前では「優しい先生」?的な仮面をかぶっているはずが・・・少々仮面がはがれつつある?!と思ったが時すでに遅し。いえいえ、T君は最高にいい子なので今後も優しく接する予定?!!
2016/06/09 12:35
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