めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
さつき
「さつき」と聞いて皆は何を思い浮かべるだろうか?人の名前、競馬の「皐月賞(さつきしょう)」、五月・・・と人それぞれだろうが、古典では「五月」をさす。つまり陰暦「五月」の読み方であり、古典を読むうえで、月の名前を知っていることは大前提。さて、5月生まれなので五月(さつき)という人も周りにはいるかもしれないしアニメ「となりのトトロ」の主人公は「さつきちゃん」と「めいちゃん」。おそらくこの二つの名前は「5月」の旧暦(さつき)と英語(May 5月)からとったものと思われる。さて、ではなぜ5月を皐月と表現するのか?皐月は「耕作」を意味する古語の「さ」から、稲作の月、の事を指して「さつき」になったと言われている。別名にもある早苗を植える月である「早苗月(さなえづき)」が略され、「さつき」になったという説もある。どちらにしても5月は新年度が始まりようやく慣れてきた・・・と思ったら体育祭の練習・・・とまだまだ疲れやすい時期。とはいえ、中学生に関しては6月上旬に行われる中間テストに向けて早期の対策を考えるべき時期。国語塾でも来週からはテスト対策を少しずつ始める予定。月名に合わせて早めに準備!
2016/05/17 13:30
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