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小さな国語塾のつぶやき

医は仁術

「医は仁術なり」という慣用句がある。医療とは「仁」、つまり「思いやり」と言う意味である。「思いやり」を常に持つことは知識を習得するよりも、もっと難しいことかもしれないが「医は仁なり」を実践している医療従事者、そんな医療従事者を目指して頑張っている方々にはただただ頭が下がる。さて、先週になるが、4月から看護学校に入学して頑張っているYさんから「看護の勉強ってまさに国語力が必要です。いかに相手の立場にたてるか?ということを学ぶ授業や、またそれに関するレポートが・・・」というSOSメッセージ。場合によっては単発で「大人のための文章講座」的な個別指導をすることに。とりあえず、論文や一般的なレポートの書き方の本と、医療に関する論文の書き方の本を紹介した。興味深く、看護学校の授業などについて伺うとYさんのおっしゃるとおり看護師とは「国語力がいかに大切か」ということと、「いかに思いやり」が必要な職業かを実感する。自分自身は医療従事者として働くことはおそらくなく、逆にお世話になるだけだろうが、遠回しながらも「医は仁術」のお手伝いをさせてもらえることに感謝。

2016/05/01 00:43

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