めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
噂
「火(ひ)の無い所に煙は立たぬ(まったく根拠がなければうわさは立たない。噂が立つからには、なんらかの根拠があるはずだということ。)」という諺がある。よい噂や聞いてホッコリする噂ならばいいのだがそうでないものは、ごめんこうむりたいもの。かれこれ10数年前に、なんとなんと社宅内で「引きこもっている?!」と噂を立てられたことがある。①毎日のように車で外出していたのが、諸所の事情から10日ほど車に乗らずに過ごす日があった②たまたま同じ社宅内に実際に引きこもっている同世代の人がいた、という二つの理由から。まあ、確かに「火」はあったわけだが・・・。自由な発想や視点を持つことは素晴らしく、必要なことだと思うが「人に対して」の憶測や国語においての「小説」に対しては決して望ましくないこと。さて、逆に「受ける~」と思えるような自由な発想などを見たり聞いたりすることは最高の幸せ。先日、生徒さんの保護者から次のような楽しいメールをいただき思わず大笑い。参観日、社会の授業で「古墳についてどう思うか」という問に対してS君は「墓じまいをしなさそう」と答えて笑いを誘ったらしい。小学生が「墓じまい」という言葉を知っていることや、発想が面白いため教えて下さった。そういった、誰も傷つかない、身内の「噂」は大歓迎。最近、十勝在住の友人と関東在住の共通の友人についての噂話をすることがあるのだが、お互いに楽しい内容での噂なので幸せな気分が倍増。
2016/04/26 01:36
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