小さな国語塾のつぶやき
拝
名前を呼ばれると「ハイ」と元気よく返事をしましょう~と言うようなことを幼いころから教えられるし、返事する側もされる側も元気よく「ハイ」という声が聞こえると気持ちがいいもの。さて、この返事の「はい」の由来は「拝」だと本で読んだことがある。名前を呼ばれたことに対する感謝の意味から来ているとのこと。「ハイ」には、自分のことを気にかけて下さり、そして呼んでくださりありがとうという気持ちがこもってると思うと気持ちがいいもの。そんなことを日ごろ考えて返事するわけではないが、例えば「おい」「ちょっと」と呼ばれるよりも「○○ちゃん」「△△さん」と名前を呼ばれると気が引き締まるのは事実。また、以前に書いたが古文では言葉には魂がこもっているためむやみには大切な「名前」を読んだり書いたりしない、ということも納得。それだけ名前って大切であり、「名前を言う」→「名言」となる。色々と由来や意味をつなげ合わせると楽しいもの。
2016/02/25 17:06
-
-
コメントするには会員登録後、ログインが必要です