小さな国語塾のつぶやき
理由付け
先日、相手を納得させるためには「理由」「根拠」を明確にすること!と書いたが・・・。正直に言うと、自分自身は昔から「理屈」よりも「直感」で物事を勧めるタイプで「~だから」ではなくピンときたら決めることが多い。(むろん失敗することも多々ある!)そして必要に応じて後から理由付けすることもしばしば・・・・(苦笑)。長年来の友人はそのことをよく知っているので、「結論」を言った後に必死で「理由」を演説する様子を見て「大丈夫、結論だけで説得力あるから」と言ってくれ、ありがたい限り(単に迫力があるから説得力が増すだけか?)。まあ、人間に備わった本能や感情がなせるわざで、理由なくして「こうだ」と思うことは誰しもあること。必要に応じて理由を考え、ましてや相手を説得させなくてはならない時には論理づける。ところで、人間は往々にして「出来ない」「しない」ための理由付けを必死で考えてしまいがち。例えば「部活が忙しくて、勉強ができなかった」「他の科目を勉強していたので国語が出来なかった」などなど。でも折角ならば「出来る」「する」ための理由を後付けでいいので考えた方が建設的。「部活で忙しくて長時間の勉強は無理だが、15分ぐらいならば漢字を学習できそうだ。」等。自戒を込めて。
2016/02/08 10:12
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