小さな国語塾のつぶやき
基本的なテクニック
昨日、授業終了後に保護者の方から「学校の国語授業はよく分からない→だから面白くないとなってしまいがちだけど、国語塾で教わったように解いてみると『あれ?こんなに簡単に解けるようになった』⇒『だから楽しい!』となるんですよね~!誰も今までこんな風に教えてはくれなかったのです・・・」という有難いお言葉を頂戴した。「学校と同じ教え方をすることは塾としての存在価値がない、いかに分かりやすく、ここに来てよかったと思ってもらえるか?」と常日頃から教え方などなど研究している立場としては本当に嬉しい言葉であった。誤解のないように申し上げておくが、決して学校のことを批判しているわけではない!学校と塾の役割が違うと捉えているのである。現在の学校教育は、個性を大切にするという名目の元、型どおりに考えることを否定する傾向がある。絵も読書感想文も作文も「思った通りに書け」「好きなように書け」というばかりで、テクニックも論理も教えないというパターンが多いと感じる。でも、自主性を持たせるため、自分で考える力をつけるためには、まずは押し付ける必要があると思う。基本的な考え方のテクニックを示し、それを見よう見まねで繰り返させ訓練する必要がある。小学校低学年で足し算、引き算、掛け算、割り算を徹底的に練習、暗記させたからこそ複雑な計算が出来るようになるのである。それと同じことが国語でも言えるのではないか?まずは最低限の基本的な決まり、型を身につけることが大切。(これは2月4日に書いた文章だが、うっかりしてアップするのを忘れており・・・決して体調を壊したりしたわけではないのご了承を。)
2016/02/05 00:17
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