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小さな国語塾のつぶやき

金閣、銀閣

世の中には紛らわしい言葉が多く、迷うことが多い。中学1年生のMちゃんが「先生、社会で『銀閣寺』と書いたら×でした。答えは『銀閣』でした。どう違うんですか?」との質問。思わず、え?銀閣寺でダメなの?!と思いつつも「社会では金閣、銀閣で覚えておこうね~」と言葉を濁した。その後、あれこれ調べてみると「銀閣寺」とは、1490年に足利幕府八代目将軍の足利義政によって創建された寺で、正式名称は慈照寺(じしょうじ)。一般的に「銀閣」と呼ばれる建物は慈照寺の観音殿(かんのんでん)で、黒漆塗の外観をしているとのこと。つまり、よく目にする茶色っぽい建物の写真を何というか?と聞かれたら厳密には、観音殿なので「銀閣」と答えるのが正解と言える。ただ、問題集などによっては「足利義満が建てたもの⇒金閣寺、足利義正が建てたもの⇒銀閣寺」のように「寺」を入れてもOKとなっている。要するに厳密な線引きはないようだが、ちょっとしたニュアンスの違いで点数を落とすのはもったいないので、「金閣」「銀閣」で覚えている方が無難か。ちなみに三島由紀夫の小説は「金閣寺」である。要注意。

2016/01/28 14:33

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