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小さな国語塾のつぶやき

客観的視点

短歌や俳句の解釈は難しく、小中学生ともに四苦八苦する単元。人それぞれ個性があるように、短歌や俳句にも顕著に個性が表れるもの。そんなわけで、作者のバックグラウンドについて知っておいた方が解釈しやすいので、折に触れて作者についての紹介や、作風などについて授業で紹介している。先日、良寛(お坊さん。子供と遊ぶのが好きで、世の中の俗事にはこだわらず、お坊さんでありながらお寺に住まず、毎日托鉢して、村の子供たちと遊び、詩や和歌や俳句を作ったり書をかいたりその日その日を悠々と過ごしていたと伝わっている。)について資料を作成し、生徒に渡したところ・・・・、「先生、昔のお坊さんって暇なの?!近所の子供たちを集めて遊ぶって・・・今の時代では考えられないよね。下手すると誘拐犯と間違えられるしね。」というコメント。成程、年配の世代では「良寛さん」というと「手毬」「世俗に染まらないお坊さん」と習ってきて、そのイメージが固定化されているが、別の視点で見ると先のような発想になるんだと新鮮であった。生徒の発言が適切か不適切か云々ではなく、言われたことをそのまま受け入れるだけではなく自分なりに考え、疑問点を持ったり冷静に考えるという姿勢に対して素晴らしいと思うのである。客観的視点を持ち続けられるよう意識したいもの。生徒から学ばせてもらう有難い日常である。

2016/01/21 11:43

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