小さな国語塾のつぶやき
スピード
昨日から新規で小学生クラスを開講し、小学4年生の女の子2人が張り切って来てくれた!2人とも夏休みの読書感想文の講座を受講してくれたことも有り、お互いに性格などを分かっているため(自分自身にとっては、彼女たちが、いかにヤル気があって頑張り屋さんかを分かっていた)事前から楽しみで、実際の授業も本当に楽しくさせていただいた。で、ここからが本題。二人以上を同じ空間で何かの作業をする時には、当然スピードの差が出てくる。大人がそばについている場合だとついつい「待たせては申し訳ない」という意識が働くため、自分の子が遅いと焦ってしまうことがある。また、授業や講座の場合は時間が限られてしまうため、途中で作業を中断させられる場合も多々ある。が、ここで声を大にして言いたいのは「遅いから駄目ということではない」ということ。むろん早くて内容も完璧と言うのが理想だが、なかなかそうはいかない。逆に自由作文などにおいてはじっくりと取り組むことによって名文が出来ることもあるし、問題演習においても小学生のうちは、まずはじっくりと取り組んで内容や教わったことを自分の中で反芻してから取り組むことが大切になってくる。それを繰り返していくうちにだんだんスピードは上がっていくもの。焦らずに着実に!
2016/01/14 13:40
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