小さな国語塾のつぶやき
自己肯定感
長年、勉強を教えていて感じることが「自己肯定感が低いタイプは伸びない、伸ばせない」ということ。むろん、個々人の生まれつきの能力の差というのがあり、伸びしろがそれぞれ違う。伸びしろ、キャパシティが少ないタイプに限って自己肯定感が低い⇒素直に指導者の指示に従わない⇒できない問題、宿題をやっていないことに対して言い訳したり、「宿題をやったけれど持ってくるのを忘れました」と言う(本当はやっていないことは顔を見た瞬間に御見通し)。こちらとしてはキャパシティが元々少ないタイプこそ、なんとか伸ばせるところまで伸ばしたい、そのお手伝いをしたいと思うのだが・・・。これは、学校教育というものが、点数でその子を判断したり、競わせることで人の価値を判断しかねないようなシステムになっていることに原因があるのか?むろん競争それ自体が悪いわけではないのだが、競争によって「人の価値」が決まるという風に考えると、これは問題か。ちなみに心理学の実験でもすでに明らかになっていることだが、「何か失敗をしたとする。そのときに、自分を責める人と自分を励ますことができる人、どちらが次の行動にうつることができるかというと、自分を励ます人。」根拠のない楽天思考はよくないが、自己肯定感を下げて卑屈になることは避けたいもの。※今日から留守にするので、ブログは明日から二日間お休み。水曜日から再開予定!講うご期待?!
2016/01/10 01:57
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