小さな国語塾のつぶやき
現代版福笑い
「笑う門には福来る(いつも笑顔を絶やさない門〔もん=一族、一家族〕には自然と幸福がやってくる、ということわざ。)」とはよく言ったもの。出来ることならば年始早々、楽しく笑いたいもの。昔のお正月の遊びの一つに「福笑い」というのがある。福笑いは顔の輪郭を描いた紙と、その輪郭に乗せる切り抜いた顔のパーツ(眉・目・鼻・口)を使って遊ぶ。布などで目隠しをされた者が切り抜いた眉、目、鼻、口などを正しい位置(と自分が思う場所)に並べていく。絶対的な勝ち負けなどは特になく、その時々で「正確な位置に置いた者の勝ち」「面白い顔を作った者の勝ち」などというように勝敗を決めたりする。自分自身が「福笑い」をして遊んだのはもう何年も前の話で、最近では「福笑い」の道具を目にすることすら少ない。が、が、が、現代版福笑い?なるものを発見し、思わずパソコンを見ながら大笑いしてしまった。道内在住の友人(刺繍作家)がブログ内(「イトヌリエ」でヒット。1月2日付のブログ)で、製作途中の作品を「顔」と表現。友人の息子さんはそれを“笑顔”と捉え、友人は“マスカラが溶けた黒い涙の人”ととらえた。ちなみにその作品というのは雛祭り用の壁掛け・・・。確かに奇妙な顔に見えなくもない・・・が、片や笑顔、片や涙…その作品というのは自身がオーダー中の作品。画像と記事の両方に思い切り笑わせてもらった。友人も書いているように、同じ「顔」ならば「笑顔」の方がいい!年始に思い切り福笑いをして楽しい雛祭り・・・を迎えたいもの。3月の雛祭りまでに作品を仕上げてもらう予定なので、ご覧になりたい方は2月下旬~3月上旬に国語塾までお問い合わせを?!(その前に友人のブログでも紹介されるかも)
2016/01/04 00:42
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