小さな国語塾のつぶやき
ピンチはチャンス
今年もいろんな出来事があったが、映画業界では平成15年は「4D映画」を楽しめる映画館が急増し「4D元年」と言われる年だった。視覚効果にとどまらず、シートからの振動・水しぶきといった効果によりリアルな鑑賞体験を可能とする体感型(4D)シアターを導入する劇場も増えているとか。自身はまだ体験したことがないが、ネット上のコメントを見ると・・・かなりすごいらしい。なぜ映画業界がここまで進化したか?自宅でDVDを楽しめるようになり、映画公開後、しばらくするとすぐにDVDが発売となるため「わざわざ映画館に行かなくても・・・DVD発売まで待とう」という人が増え、映画館が斜陽化してきたから。逆に言うと映画業界を脅かすDVDの出現というピンチが映画業界に工夫をもたらす結果に。今年も残すところわずか・・・。学生にとっては、一年の学習ぶりを反省して来年、次学年へのステップへと備える時期。今年一年、ウナギのぼりに成績が上がっている、上がりつつあるならば問題ないのだが、その逆の場合はというと・・・言うまでもないことだが、あらゆることを見直すべき時期。ピンチはチャンスへの工夫が隠されていると信じて前進。映画業界が斜陽とはいえロングセラーといった普遍的な作品が好調なのと同様、普遍的な学力の基礎力は侮るべからず。
2015/12/29 22:38
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